Orkney MapServer

目次

Q. 商用ベンダの製品よりも機能や性能面で劣りませんか?

A. むしろオープンソースツールの方が優れています。

オープンソースツールは何かが劣っているのでは?と心配されるお客様が時々いらっしゃいますが、2007年頃から、MapServerや PostGISなどのオープンソースツールが商用ベンダの高額製品を、機能や安定性、拡張性で凌駕し、最近では圧倒しています。その理由は、開発者数およびユーザー数の規模が商用ベンダの製品よりも遙かに多いからです。
弊社の推定では、国内でのMapServerの稼働サイト数は、いずれの商用ベンダ製品よりも2〜3桁は多いと見ております。ユーザー数が多い程、そのツールの機能は向上し、安定性が高まるものです。特に、オープンソースプロジェクトの場合、ユーザーと開発者との間の敷居が低く、共同して機能拡張やバグ修正がスピーディに進む傾向があります。


Q. 24時間稼働保証のサイトでも使って心配ないですか?

A. 心配ありません。国内国外問わず実績が多数あります。

もしMapServerが安定して動作しないツールであったならば、ここまでユーザー規模を拡大することはなかったはずです。弊社でも、2004年以降多数のお客様に製品提供とシステム構築を行っておりますが、その中で24時間稼働保証を前提にしたサイトでの採用や構築実績が増加しています。稼働が不安定であるとすれば、それはアプリケーションの作り方に問題がある場合がほとんどです。もし、MapServerなどのコアツールに動作面で問題があるとすれば、ソースコードが公開されているために修正をお客様自身が行うことが出来ます。実際に、弊社でもそうした改修を行ってきていますし、それらの多くは現在のMapServerのメインストリームにコントリビューションとして提供して採用されています。


Q. オープンソースのダウンロード版とオークニーの製品の違いは何ですか?

A. プログラム自体はほぼ同じですが、サポートや保証が違います。

オークニーの製品を構成する個別のプログラムモジュール自体は事実上同一です。 しかし、製品版はダウンロード版と違い、日本語の環境で動作するかを検証し、必要に応じて改善を加えています。さらに日本語のドキュメント、独自のチュートリアルアプリケーションが用意されています。
ダウンロード版の場合、個々のモジュール間の動作保証を誰もしてくれませんが、Orkney MapServerならば、弊社でその検証を行い、動作保証をしています。
また、ソースコードからコンパイルする必要が無く、関係するライブラリがそろっており、すぐにシステム開発を開始することができます。また、開発支援メニューも充実しています。
このため、初めてMapServerを使い地図サイト・地理情報システムを開発するエンジニアの方が無理なくインストールしてお使いいただけるようになっています。


Q. 施設管理や図面管理に使えますか?

A. 使えます。

図面を拡大、縮小、移動できますし、ポイント、ライン、エリアの属性を参照することができます。また、ポイント登録、編集機能を作り込むことも比較的容易です。線や面といった図面オブジェクトの編集機能の作り込みはOrkney MapServer に同梱されているOpenLayersを利用することで可能です。
操作性以外の目立った特徴としては、PostgreSQLをPostGISにより空間データベース化して、 MapServer組み合わせることで、大容量の施設、図面データを1カ所に格納でき、検索も高速で行えることです。また、MapServerはOGCの WMS(Web Map Service)、WFS(Web Feature Service)、WCS(Web Coverage Service)などに対応しており、これによって、図面や施設のレイヤーを物理的に異なる場所に保管していても、ユーザー側で合成して表示させることができます。


Q. マーケティング分析に使えますか?

A. PostgreSQLをPostGISにより空間データベース化して、MapServer組み合わせることで使えます。

MapServer自体には色分け主題図やグラフ描画機能がありますが、空間検索と分析機能はありません。このため、PostgreSQLを PostGISにより空間データベース化して、MapServer組み合わせることで、データベースに格納された膨大なデータを駆使した高度なマーケティング分析を可能とするだけでなく、地図上に色分け主題図やグラフ主題図を表示することができます。


Q. いろいろな地図データ・統計データ・ポイントデータを読み込めますか?

A. 読み込めます。

Orkney MapServerは、ベクトル形式ではESRI Shapeファイル、ArcInfoカバレッジ、ArcSDE 、MapInfo TAB、GML、PostGIS、Oracle Spatialなどを、ラスター形式ではGeoTIFF, PNG、JPEGなどを読み込むことができます。また、このため、国内で流通しているGIS向けのデータの大半を取り扱うことができます。


Q. インターネット、イントラネットに関係なくこの価格なのですか?

A. その通りです。

Orkney MapServerはオープンソースソフトウェアで構成され、それぞれの利用は誰にでもでき、ライセンス料金は不要です。Orkney MapServer は、業務用に安心してご利用いただけるために、インストールツール、豊富なドキュメント、開発者向けテクニカルサポート、サンプルデータ等を提供しており、それらの料金が提供価格となっています。


Q. 開発時のトレーニング・サポートプログラムはありますか?

A. 提供しております。

オークニーでは、Orkney MapServer 全製品に標準で提供している開発者向けテクニカルサポートの他に、トレーニング、コンサルティングサービスなどを有償で提供しております。 詳細はこちらをご覧下さい。


Q. 地図・GISアプリケーションの開発経験が無いのですが、問題なく開発できるでしょうか?

A. その場合はトレーニングやコンサルティングサービスのご利用を強く推奨します。

Orkney MapServer での開発には通常のWebアプリケーションの開発スキルだけでなく、地理的なデータを取り扱う上での基礎知識が必要となります。具体的には投影法や測地系の知識や、縮尺やレイヤの取扱いのノウハウが全くないと、開発に戸惑われるかもしれません。また、空間データベース(PostGIS)の扱いにはやや高度なスキルが求められます。
Orkney MapServer に標準で付帯する開発者向けテクニカルサポートを活用すれば、そうした知識やノウハウ不足を側面から支援し、お客様の開発プロジェクトのスムーズな達成を実現します。
さらに、アプリケーション開発の基礎から実践的知識までを短期間に身につけるトレーニングコース(オプション)や、開発プロジェクトの問題点を具体的にクリアするコンサルティングサービスをご利用いただくことが効果的です。弊社の技術スタッフは年間に数多くのプロジェクトを支援しており、個別のプロジェクトに応じた最も効果的な方法のご提案ができます。具体的にはお客様に最適なサンプルソースの提供、実行モジュールの提供はもちろん、システム設計からアプリケーションの開発自体のお手伝いも積極的に行います。


Q. プログラムのバージョンアップはどうなっていますか?

A. 主要なバージョンアップ毎の対応をします。

MapServerやPostGISの場合、開発者コミュニティにより開発が常時進んでいます。開発メインストリームでいつバージョンアップがリリースされるかについては、製品のロードマップは公開されていませんが、開発自体がオープンに進められていますので、大方予測がつき、またベータ版も公開されるので、その機能も事前に把握できます。
Orkney MapServerでは、メジャーバージョンアップ毎に日本語の対応状況を確認し、安定性が確認されてからバージョンアップ版の提供を実施します。その際は、以前のバージョンをお買い求めになったお客様へご案内すると同時に、割引価格でのバージョンアップサービスを提供しています。