Orkney MapServer

目次

特長

本格的な地図・地理情報システムが実現

Orkney MapServerを採用すれば、商用地図サービス、業務用の本格的な地図・地理情報システムを自由自在に構築することができます。

MapServer, PostGIS, OpenLayersをコアに採用

Orkney MapServerは、世界で最も利用されている地図生成・配信エンジンであるMapServerを採用しています。地理空間データの格納と管理には、多機能、堅牢かつ拡張性のあるWebマッピングシステムにとって不可欠な空間データベースソフトウェアとして、世界で圧倒的な実績を誇るPostGISを採用しています。また、Webブラウザ上で快適に地図を操作でき、かつ複数の地図レイヤの切り替え表示などをサポートするOpenLayersをWebクライアントソフトウェアとして採用しています。これらのツールいずれにも、弊社技術陣による動作評価検証を実施し、発生する問題点等を独自に解消しています。

世界中の言語に対応

Orkney MapServerは、欧米のシングルバイトの言語だけでなく、アジア各国で使用されるダブルバイトの言語に対応しています。日本語の場合、文字コードはShift-JIS、EUC、UTF-8の3種類に対応し、しかも地図のレイヤごとに文字コードが混在していても正しく表示することができます。
※MapServerの言語の国際化は、2003年度の独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の「オープンソフトウェア活用基盤整備事業」の一環として、株式オークニー、株式会社イー・ソリューション・サービス、大阪市立大学の共同プロジェクトとして実現しました。

地図会社を選ばない-様々なデータフォーマット、測地系、投影法に対応

Orkney MapServerは、世界中で流通している様々な地理データフォーマットに対応し、世界で使用されているほとんどの測地系、投影法に対応しています。日本の旧日本測地系(TOKYO)、新日本測地系(JGD2000)にも対応しており、国内の多くの地図データが取り扱え、新規・既存を問わずデータ資産を有効に活用できます。そして元データそれぞれのフォーマット、測地系、投影法を混在させたまま、Web サイトに統一した地図を表示させることができます。

Orkney MapServer 2011の対応入出力フォーマット

地図入力
フォーマット
ベクトルデータ形式 ESRI Shapeファイル、MapInfo
TABファイル、GML, WFS , PostGIS, CSV等
ラスターデータ形式 GeoTIFF, PNG, JPEG, WMS, netCDF, HDF5等
地図出力
フォーマット
・PNG, GIF, JPG, TIFF, WBMP, SVG, PDF, KML, KMZ
・OGCサービスとしてWMS, WFS, WCS, SOS

OGCのWebサービス仕様に対応

Orkney MapServerは、地理分野の国際標準化団体であるOGC(Open Geospatial Consortium)が策定するWebサービス仕様に対応しています。OGC準拠形式データでの外部配信や、外部のOGC準拠形式データへのアクセスを実現するシステム構築ができます。

対応している仕様の一覧

Orkney MapServer 2011が対応しているOGC仕様は下記の通りです。

  • Web Map Service (OGC:WMS) 1.0.0, 1.0.7, 1.1.0, 1.1.1, 1.3.0
  • Web Feature Service (OGC:WFS) 1.0.0, 1.1.0
  • Web Coverage Service (OGC:WCS) 1.0.0, 1.1.0
  • Geography Markup Language (OGC:GML) 2.1.2, 3.1.0 Level 0 Profile
  • Web Map Context Documents (OGC:WMC) 1.0.0, 1.1.0
  • Styled Layer Descriptor (OGC:SLD) 1.0.0
  • Filter Encoding Specification (OGC:FES) 1.0.0
  • Sensor Observation Service (OGC:SOS) 1.0.0
  • Observations and Measurements (OGC:OM) 1.0.0
  • SWE Common (OGC:SWE) 1.0.1
  • OWS Common (OGC:OWS) 1.0.0, 1.1.0

主題図が作成可能

Orkney MapServer 2011は、一般的な地図だけでなく、地図中への円・棒グラフの表示や、属性値に対応した色分け表現などの主題図を作成できます。

円グラフ主題図の作成例
円グラフ主題図の作成例

棒グラフ主題図の作成例
棒グラフ主題図の作成例

オープンソースにより構成される数々のメリット

商用マッピングエンジンとの最大の違いは、Orkney MapServer 2011は、オープンソースツールにより構成されていることです。このため、アプリケーションの複製や配布にあたっての制限やライセンス料は不要です。さらに プログラムのソースが無償で公開されており、必要があればソースコードに変更を加えて機能を改善、拡張することができます。

多彩な地図表現

独自デザインの地図が実現

地図の線の形状や太さ、色、文字の大きさや書体設定などを自由にカスタマイズすることができ、自分だけの地図表現を実現することができます。また、オプションの「Orkney 地図データ」を利用すれば、すぐに綺麗な地図サイトを作成することができます。

綺麗でグラフィカルな地図が実現

アンチエイリアスにより、なめらかできれいな文字、ライン表示が実現します。

pmap_tokyo.png
すぐれた表示クオリティ (C)IncrementP, Orkney

地図システム開発の初心者でも安心

初歩から学びながら徐々に高度なアプリケーションが構築できる26種類のチュートリアル用アプリケーション

Orkney MapServer 2011には、地図表示だけの単純なアプリケーションから、PostGIS/PostgreSQLと組み合わせてクエリを行う複雑なアプリケーションや、OGC準拠のWMSサーバ、WMSクライアントの構築など、合計26種類のチュートリアル用アプリケーションとその解説が付属しています。

すぐに利用可能なサンプルデータ

Orkney MapServer 2011には、サンプル統計データと地図データが標準でバンドルされています。

充実した日本語ドキュメント

Orkney MapServer 2011には11種類の日本語ドキュメントが提供されており、オープンソースツールでよくある「ドキュメントが無い、あっても英語か、日本語では古い」という問題は、Orkney MapServer 2011で解消します。

充実した開発支援プログラム

Orkney MapServer 2011 では、お客様のアプリケーション構築を実現させるために、開発者向けのテクニカルサポートプログラム(製品付帯)と、開発スキルを短期間で身につけるためのトレーニングコース(オプション)を用意しています。

テクニカルサポート/トレーニングコースの詳細はこちらをご覧ください。

多様な開発環境にも対応

Linux, Windows デュアルOS対応

Orkney MapServer 2011は標準パッケージでLinux とWindowsそれぞれのOSをサポートしています。Windows環境には、MapServer、PHP/MapScript、PostGIS/PostgreSQLを一度に設定するためのインストーラが付属しており、従来環境設定の難易度が高いとされていた部分を容易にクリアすることが出来ます。

PHPだけでなく、Java、RubyによるMapScriptに対応

Orkney MapServer は、利用者が多いPHP/MapScriptだけではなく、Java、RubyによるMapScript に対応しています。(ただし、Ruby対応はLinux OSのみが対応です)

MapScript を利用すると、PHPに加え、Java、Rubyを使用して MapServer の機能が実行できます。動的に設定情報を追加、変更したり、ユーザの入力値やデータベースの値などによって処理内容を変更したりなど、インタラクティブで動的な地図アプリケーションが実現します。また、一般的なWebアプリケーションとの統合を行うこともできます。

さらに発展的なユーザーインターフェイスが実現

地図フレームワーク OpenLayersとp.mapper

Orkney MapServer 2011は、代表的なオープンソース地図フレームワークであるOpenLayersとp.mapperによるサンプルアプリケーションを同梱しています。これらをベースにすることで、フリースクロールなどAjaxを使用した使い勝手の良い地図アプリケーションの構築のハードルが劇的に低くなります。